「ディファレンス」の意味を知りた~い!

質問:「ディファレンス」とは、どういう意味ですか?

回答:「違い、差」という意味です。

1. 解説

「ディファレンス」を英語に戻すと "difference"。 この "difference" に「違い、差」という意味があります。 "difference" が意味する「違い、差」は、引き算の結果の「差」の意味も含みます。

"difference" は名詞です。 「違う、異なる」を意味する形容詞 "different" の名詞バージョンが "difference" です。

2. 人気のフレーズ

「ディファレンス」が用いられる2つの人気フレーズ「メイク ア ディファレンス」と「テイスト ザ ディファレンス」の意味と例文を以下に記載します(例文の数が多いので、それなりの心構えが求められます)。

メイク ア ディファレンス

英語に戻すと "make a difference"。 意味は「違いを生む」や「良い影響を及ぼす」といったところ。

違いを生む

Will it make a difference if I add the salt before or after I heat up the soup?
スープを加熱する前に塩を入れるのと加熱した後で塩を入れるのとで違いはありますか?
The story about her past made no difference to his feelings for her.
彼女の過去に関する話は、彼の彼女に対する気持ちに違いを生まなかった
# 「彼女の過去を聞いても、彼の彼女に対する気持ちに変化は生じなかった」。

(否定文で)違いを生まない/問題ない

I don't think it will make a difference if we're five minutes late.
我々が5分遅れたところで違いが生じるとは思わない。
# 5分ぐらい遅れても問題ないだろうよ。
I don't think it makes a difference whether you come tonight or not.
今夜キミが来るか来ないかで違いが生じるとは思わない
# 今夜キミが来ても来なくても違いはない。

良い影響を及ぼす

Graduates, you can make a difference in this world. You can reshape the future!
卒業生しょくん、君たちはこの世界で違いを生むことができる(この世界に良い影響を及ぼせる)。 未来を作り直せるんだ!
He probably doesn't know it, but his kindness to us as kids really made a difference.
彼自身はおそらく気付いていないが、子供だったオレたちに対する彼の優しさは本当に違いを生んだんだ。
# 彼の優しさは、子供だったオレたちに本当にプラスになった。
The training certainly made a difference to staff performance.
そのトレーニングは確かに、スタッフの能力に違いを生み出した
# トレーニングでスタッフの能力が向上した。

テイスト ザ ディファレンス

英語に戻すと "taste the difference"。 意味は「(味の)違いを味わう」です。

Order online and taste the difference today.
今日オンラインで注文して、違いを味わってください
# 「違い」とは「他社製品との違い」です。 この文は、"order online" と "taste the difference" という2つの命令文から成ります。
Tom can't taste the difference between expensive wine and cheap wine.
トムは高級ワインと安物ワインの味の違い(差)が分からない。
If you can't taste the difference why pay the difference?
味の差が分からないのに、どうして余分なカネを出すんだい?
# "pay the difference" の "difference" は「差額」の意味。「とある商品と別の商品の金額の差」のことです。
Picking a mixer that has the right carbonation and isn't too sweet is the key to the perfect highball. One sip and everyone will taste the difference.
完璧なハイボール(カクテルの一種)を作るコツは、炭酸の強さが適度で甘味が強すぎないミキサー(お酒に混ぜる液体)を選ぶことです。 ひとくち飲めば、誰にでも味の違いがわかります。
# 「適切なミキサーを使用して作った完璧なハイボールとそうでないハイボールとの差は、ひとくち飲めば誰にでも分かるほどに歴然としています」

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