ご存知でしたか? 「オールウェイズ」には、もう1つ意味が。

質問:「オールウェイズ」とは、どういう意味ですか? もう1つ意味があるって本当ですか?

回答:「オールウェイズ」の意味は「いつも」あるいは「ずっと」という意味です。 そして2つ目の問いへの答えはイエス。「オールウェイズ」にはあまり知られていない、それでいてカッコいいもう1つの意味があります。

1. みんなが知ってる「オールウェイズ」

みんなが知ってる「オールウェイズ」を英語に戻すと "always"。 "always" は副詞で、意味は「いつも(⇔ときどき)、ずっと(永遠に)、一貫して変わらず」です。

英語とカタカナ語の違い

英語の "always" は「いつも(~してばかりいる)」というネガティブな(悪い)意味にも使われます。 ですが、カタカナ語の「オールウェイズ」は一般的に、「いつまでも変わらない」とか「ずっと(一緒だよ)」というポジティブな意味です。

2. もう1つの「オールウェイズ」

もう1つの「オールウェイズ」は "ol' ways"です。

  • "ol'" は「古い」を意味する形容詞 "old" が崩れた言葉で、単に古いだけでなく自分が慣れ親しんだ愛着のあるもの(人や物や事柄)に関して用います。
  • "ways" は "ways" は "way" の複数形で、「やり方、方法」という意味です。 "way" には「道」という意味のほかに、「方法、やり方」という意味があります。
したがって、"ol' ways" は「昔ながらのやり方、自分が慣れ親しんだやり方」という意味です。 渋くてカッコいい意味です。

"ol' ways" の用例

  • good ol' ways・・・古き良き手法(やり方)
  • those ol' ways・・・そうした昔ながらのやり方

"ol' ways" ではない用例

  • good ol' days・・・古き良き日々(グッドオールイズ)

"ol' ways" 由来の「オールウェイズ」

今のところ、カタカナ語「オールウェイズ」はもっぱら "always" の意味であって、"ol' ways" の意味では使われません。

ですが、いつの日かサントリーがウイスキーの宣伝で「オールウェイズ」を "ol' ways" の意味で使うと、この場を借りて予言しておきましょう。 そのときサントリーが用いる宣伝文句は、きっと「オールウェイズ オールド」です。

  • 「オールウェイズ オールド」は、"ol' ways Old" と "always Old" を掛けた二重の意味を持つフレーズです(「オールド」はサントリーが販売するウイスキーの商品名)。
  • "ol' ways Old" が「昔ながらの手法で造られたオールド・ウイスキー」という意味で、"always Old" は「私(が飲むウイスキー)はいつもオールドだ」という意味です。

サントリーのCMで「オールウェイズ オールド」というフレーズを見かけたら、このサイトのことを思い出してくださいね。

そうそう、今日の日付は 2021年5月7日。 この日付が予言の日付です。

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